生活の豊かさとともに、我々は「食べる」ことには困らなくなったのジャ。巷には世界各地の食品があふれ、おかげでついつい好きなもの、便利なもの、食べやすいものばかり食べてしまう…。気が付いたら片寄った食生活になっていた、なんてこともしばしばなのじゃヨ。
また、女性の社会進出による夫婦共働きの増加などで、調理にかける時間を短縮するため、レトルト食品やインスタント食品などが重宝され、クッキングそのものも大きく様変わりしたのジャ。
でも、そのために健康が侵されるのは、ちょっと考えもの…。病気になってからでは遅いのジャ。普段から
バランスの良い食生活を心がけ、食べることから健康づくりをするのじゃゾ。
すべての健康のもとは食にあり!

オカアサンハヤスメ
現代っ子の大好物に「オカアサンハヤスメ」があるのじゃヨ。

なのジャ。
これらの料理は全て軟食で、かまない代表であると言われているのジャが、だからといって、子供たちから好きな食べ物を取り上げてしまったら、それこそ情緒不安定、拒食症になりかねないのじゃヨ。
かむということは、料理にほんのちょっとの工夫があれば大きく改善されるのジャ。たとえば、カレーはカツカレーにしたり、野菜を大きめに切ったり、スパゲッティなら、ボンゴレのようにかむことが必要な貝類を混ぜたり、ハンバーグにも歯ごたえのあるものを混ぜたりなど、工夫しだいで、おいしくかめる料理に変わるのじゃヨ。
かむことは、日々の習慣なのジャ。お母さんの愛情で、現代っ子の好きなメニューをよくかめる料理に変えて食べさせてあげるのジャ。
お母さんは休んじゃダメ!

一口30回
昔っから食事どきに言われ続けている有名な決まり文句…。それは、「しっかりかんで食べなさい」ジャ。きっと誰しも一度は耳にしたことがあるはずなのジャ。
ところが最近の食卓では、「さっさと食べて勉強しなさい」、「さっさと食べてお風呂に入りなさい」など「さっさと食べなさい」が当たり前になっているようなのじゃヨ。もちろんダラダラ食いはよくないのジャが、もし、これが口癖になっているようなら、今日から改めてほしいのジャ。
どんなにかむことが要求される食べ物でも、食事時間を急がせるあまりに飲み込んでしまっては、かえって逆効果なのジャ。また、軟らかい食べ物でも、ゆっくり時間をかけて楽しめば、かむ回数は多くなるのじゃヨ。