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歯科受診患者の14%に顎関節症
学会が初の全国調査
 むし歯などで歯科を受診する患者の約14%に、あごの関節に不具合の生じる「顎関節症」が見られることが、日本顎咬合学会の初の全国調査で明らかになった。
 顎関節症は、あごの関節部が痛む、口を開けづらい、関節から音が出る、などの症状が出る。原因として@食生活の影響で、あごが十分発育していないAストレスで無意識に歯を食いしばり、関節に負担をかける、などが指摘されている。
 学会は2002年10〜12月、全国183の歯科医院で、6歳以上の患者全員に、歯列やかみ合わせの具合、あごの関節や筋肉の状態などを検査した。
 検査を受けた約17,000人のうち、14.3%が顎関節症と診断。男性は9.9%なのに対して、女性は17.3%で、女性に多いことが裏付けられた。患者は20〜50歳が8割を占め、30代後半が最も多かった。

平成16年4月25日の読売新聞より