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好プレーは良い歯から
赤ヘル5新人が検診

 広島東洋カープに入団した新人選手の歯科検診が19日、中区富士見町の広島口腔保健センターであった。瞬発力を左右する歯を食いしばる力や、集中力を乱すむし歯が無いか、調べた。
 新人7人のうち、佐藤剛士、梅津智弘の両選手は学校の授業で欠席し、森跳二、丸木唯、小島紳二郎、金城宰之左、田中敬人の5選手が受診した。むし歯や歯周病の有無、かみ合わせなどを調べ、5人とも問題はなかった。
 球団の野口稔トレーナー(36)によると「この2、3年、若手選手のむし歯が目立ち、プレーに影響が出る例も目立つ」という。昨年の新人4選手は全員がむし歯持ちで、治らないままキャンプに臨んだ選手もいた。このため、今年は入寮までに、歯の検査、治療を新人に義務付けた。
 小さいころから歯の治療が大の苦手という田中投手は、昨年暮れに約1ヶ月かけ、むし歯3本を治した。「あんな苦しい思いはもうこりごり。むし歯は絶対つくりません」と誓っていた。


平成17年1月20日の中国新聞より