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胎生児期
お母さんの健康は、赤ちゃんの健康なのじゃゾ!
乳歯の中で一番早く生える乳中切歯・側切歯が妊娠7週ごろ、最も遅く生える第2乳臼歯でも妊娠10週ころに歯の芽ができ始めるのジャ。だから妊娠がわかったころには、すでに乳歯の芽は作られ始めているのじゃヨ。お母さんは妊娠がわかってからはもちろん、普段から栄養バランスのとれた規則正しい食生活をすることが大切なのジャ。
また、妊娠中はむし歯が多発したり、歯肉が腫れやすくなるのでお口の清掃を心掛けることが大事なのじゃヨ。この時期は、お母さんと赤ちゃんの2人3脚でがんばるのじゃゾ。 |
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乳幼児期
お父さん、お母さんが最後に仕上げ磨きをしてあげるのじゃゾ!
乳歯は6〜7ヶ月ごろから生え始めるので、小さな歯ブラシで歯肉や粘膜を傷つけないよう注意して、歯の表面の歯垢を取ってあげるのジャ。1歳ごろになると、何でも口に入れたがる時期なので歯ブラシを握らせてその感覚に慣れさせるのジャ。3歳ごろには、20本の乳歯が生えそろうのジャ。きれいに生えそろった乳歯は永久歯の健康にも関わってくるのじゃゾ。この時期が食習慣の基礎作りなのジャ!1日30種以上の食品を与え、1口30回を目安に、よくかんで食べる習慣をつけさせるのじゃゾ。また、おやつは食事の一部と考え、3回の食事で不足する栄養素を補う目的で、時間を決めて規則正しく与えることが大切なのジャ。
好き嫌いなくなんでもしっかり食べることと、ブクブクうがいや歯みがきの基本をマスターさせ、最後にはお父さん、お母さんがお口の中をしっかり点検してあげるのじゃゾ。 |
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学童期
おとなの歯が仲間入りする大切な時期なのじゃゾ!
6歳ごろになると乳歯列の後方に第1大臼歯(6歳臼歯)が生え始め、また前歯の乳歯が抜け、永久歯にかわっていくのジャ。6歳臼歯は通常永久歯の中で最も早く生え、かむ力が一番大きく、永久歯の歯並びの中心となる大切な歯なのジャが、完全に生えきってしまうまでに2〜3ヶ月かかるのジャ。ちょっと油断するとすぐにむし歯になりやすいので、正しい歯みがき方法をかかりつけの歯科医院で教わるのジャ。
9〜11歳ごろになると、前歯と第1大臼歯の間の歯が順次生えかわっていくのジャが、この時期に顎骨の成長速度が少し遅れたり、生えかわりが早かったりすると永久歯列が乱れるのじゃヨ。11〜13歳ごろには、第2大臼歯が生えて永久歯列が完成するのジャ。
この時期は乳歯と永久歯が混ざり合い、歯並びもそろっていないので歯ブラシの届きにくい歯が多くなるので要注意なのじゃゾ。 |
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思春期
規則正しい生活習慣を身に付けるのじゃゾ!
この時期には永久歯列も完成し、かみ合わせも安定してくるのジャ。親の手を離れて生活習慣も自立するのジャが、反面、不規則な生活から間食なども増え、お口の健康に対する意識が薄らぐ時期でもあるのじゃヨ。15歳前後で歯肉炎のピークを迎え、その後、19歳ごろから歯を支えている歯槽骨の破壊が徐々に進み、歯周病へと移行していくのジャ。また、他人を気にするあまり口臭に悩んだり、アゴの関節の異常を訴えるのもこの時期が一番多いのじゃヨ。勉強やクラブ活動も大事ジャが、常に自分の歯と歯ぐきのセルフチェックを怠らずに、少しでもおかしかったら早めにかかりつけの歯科医院で診てもらうのジャ。異性が気になってからでは間に合わないかも… |
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成年期・壮年期
我慢していても病状はどんどん悪化するのじゃゾ!
仕事に家庭にと、さぞかし多忙なこの時期こそ8020の勝敗の分かれ目なのジャ。多くの人がこの時期に歯周病で歯を失うのじゃヨ。歯周病は、初期の段階では自覚症状がでないので気づかず、かなり進行してやっと気づいた時には手遅れになってしまうことが多いのジャ。歯を磨いたら血が出る、歯ぐきが腫れたりウミが出る、歯が浮いた感じでかみにくい、むし歯もないのに歯がしみる…等など、ちょっとした症状を我慢したり見過ごしていないカナ?
また、40歳を過ぎると成人病(生活習慣病)をもった人が増え、歯やお口の健康に多大な影響を及ぼすのじゃヨ。
この時期あなたの歯を守るのは、定期健診ジャ!年に1〜2回はかかりつけの歯科医院で定期健診を受け、あなたにあったブラッシング法を教えてもらったり、歯石を取ってもらうのジャ。あなたのお口の中を熟知しているかかりつけ歯科医や歯科衛生士はあなたの力強いパートナーなのジャ。 |
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老年期
おいしい食事と楽しい会話が長生きの秘訣なのじゃゾ!
老年期は、健康状態や老化の度合いに個人差があるのジャが、少しでも老化を遅らせるように、量より質の食生活が基本ジャ。
よくかむことにより、唾液もよく出て周囲の筋肉にもハリがあり若々しさを保つことができるのじゃヨ。おいしく食べたり、楽しく会話したりすることは若さを保つ秘訣なのジャ。また、よくかむことで大脳を刺激し、ボケの予防にもつながるのじゃゾ。
残念ながら自分の歯が少ない人でも、ピッタリ合った入れ歯を入れることにより、周囲の歯や歯肉を痛めずによくかむことができるのジャ。入れ歯は定期的にかかりつけの歯科医院で調整してもらい、清潔に管理するのジャ。 |