自然には治りませんが、予防はできます!
歯周病にかかった歯を、放っておいても自然に治ることはあり得ん。気が付いたときにはもう手遅れ…そうならないためにも、普段からの正しいブラッシング、定期的な歯垢・歯石の除去が予防のかなめになるんだワン

歯垢・歯石を取り除こう!
毎日、自分で行うブラッシングは基本中の基本。これをサボッては話にならん!
しかし手ごわいのは
歯周ポケット内に沈着している「歯肉縁下歯石」、ここには嫌気性細菌という悪玉が棲息しておるんジャ。こいつを除去しなければ、歯周病の進行をストップさせ、再発を防止することはできんのジャ!
これは個人でブラッシングしただけでは取れないので、かかりつけの歯科医院で取り除いてもらうしかない。
「え〜面倒くさい」なんて言わずに…キミ自身の人生のためじゃ

1日に1回は歯ぐきを鏡で見よう!
「自分は若いからまだまだ大丈夫」とか、「どこも痛くないから平気」なんて思ってる若い諸君、多くはないかな? まず、歯周病は決して大人だけの病気ではないことを自覚するべし! 早期発見、早期治療が、時間と治療費の節約につながるんだワン。1日に1回は鏡で口の中を見て、歯ぐきが赤く腫れ上がってはいないか? 出血するようなことはないか? などなど、しっかりチェックしてみよう。少しでも歯周病の兆候が見られたら、かかりつけの歯科医院に走るべし!

かかりつけの歯科医で定期健診を!
ほとんどの人の口の中に程度の差こそあれ、歯垢は見られるんだワン。予防のためにも、かかりつけの歯科医院をぜひ持っておきたいところジャ。残念ながらすでに歯周病の人は、かかりつけの歯科医師・歯科衛生士の指導のもと、しっかりした治療計画を立てるべし! たとえ治ったとしても、再発が十分あり得る病気なので、3〜12か月間隔で定期的なチェックを受けておこう。定期健診は、いつまでもおいしく食事ができるよう、自分の歯と体の健康を守るために大切なことだワン

Let'sプラークコントロール!
歯垢(プラーク)を取り除くことを、プラークコントロールと言う。その基本は日頃からの歯みがきジャ。歯ブラシはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシなども併せて使い、歯と歯の間や歯と歯肉の境目もしっかりブラッシングするべし。いろんなブラッシング法があるけれど、まずは歯垢染め出し液を使って自分にもっとも合った方法を試してみることだワン。もしかしたら歯みがきの方法に問題があることもあるので、かかりつけの歯科医院に相談するべしジャ!